子供を持たない選択、DINKs(Double Income No Kids)ってなんだ?
今日初めて、DINKsという言葉を知ったsasakureです。子供を持たない事を決めた共働きの夫婦って意味らしい。30歳半ばを超えた独身男性としては、ひしひしとリアリティを感る言葉です。
なんだろう、昔から幸せな家庭への憧れがないし、子供は好きだけど絶対に持ちたいと思うほどではない。種の保存がどうだとかも思わないし、人間は他にもたくさん居る。
そして、世の中、若者に厳しい。高齢化による社会保障費の増大、奨学金ローン、ブラック企業、いじめ問題。これらの条件下でなるべく安定的に生きるには、お受験競争に参加してもらうしかない。そうなると親にも金銭的な負担が大きい。
少し前に大拡散されたこのレポートでは、
子供2人を育て上げる3つの条件である
年収の5倍程度の住宅ローンを完済する
子供2人を奨学金を借りることなく大学を卒業させる
必要とされる老後資金3000万円が貯蓄できる
これらをクリアできる年収は、30歳時で650万円という年収が必要である
とされている、そして転職サイトの統計をいくつか見ても、30代でその年収を超える割合は5〜10%程度である。
子供を持つ事、育てること、生きてもらうことを、自分や社会が肯定する為には何が必要だろう...公平な子育てのための資金、教育、希望のある将来、安全な社会...これらを望むのはきっと贅沢なことだろう。が、しかし、少なくともそれを目指す社会がこの国にあってもいいのではないかと思う。近頃、いろいろ無視されすぎじゃないか
あ、DINKsの話から大分それてしまった..