働き方とは言うけれど
リーマンショックのあった数年前(2008年)は年越し派遣村だとか、ワークシェアリングという言葉が流行っていた、代々木公園で炊き出しが行われている映像が印象的だった。そんな炊き出し必要な若者いるの?と目を疑った。
また漫画喫茶に住む若者が時々メディアに登場した。彼らは今どうしているのか..
今は働く側の売り手市場と言われているが、同時に長時間労働だとか、ブラック企業だとか話題になっている..これはようやく10年近くかけてそこに目を向ける自由と少しの余裕が生まれたような気がする。
何年も前から”自由な働き方”や”フリーランス”という言葉がインターネット上で先立って発せられていたが、本当のところ社会の大部分の体質は長い時間をかけてゆっくりとしか変化してこなかったのではないか。政治もしかりで、多くを占める保守派の年代層が変化を遅らせて、結局、それは今、社会的に弱い者たちの権利や金を搾取する事に繋がっているのではないだろうか。
高齢化を食い止める政策のタイミングを逃し、外国から若い労働力の受け入れは良いが...その状況を次の世代が背負う事を考えてほしいものだ。