ささくれ塾

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守りたいひと - 和楽器バンド を聴いて思う切実な個人の想い

和楽器バンドの「守りたいひと」を聴いている

この曲はファン倶楽部、八重流のテーマ曲としてギターの町屋氏が作詞/作曲したものだ。ファン倶楽部にテーマ曲を設定するところが、和楽器バンドらしくて好きだ。以前、ボーカルの鈴華ゆう子氏が司会をつとめていた、茨城県のいばキラTVでもテーマ曲を提供し、そのPVでは茨城県の各所で地元の人たちが振り付けを踊っていた。

 

さて、楽曲に話しを戻そう、前回綴った「追憶」と同様に「守りたいひと」も町屋氏の曲だがこの曲も、過去の自分と向き合う誰かが描かれている。

この誰か..は追憶と同じで、とてもネガティブな時間を過ごしている、そして、まさに生きるか死ぬかの価値についてふれられている。

そしてファン倶楽部のテーマソングとした事で、自身の生きる価値を与えてくれたファンへの想いがこめられた曲、それがこの「守りたいひと」ではないかと筆者は想像する。

一見、華やかな和やロックの調べの奥に、本当に切実な個々の想いが込められているのかもしれない、だからこそ、これまで多々存在した和楽器を取り入れたバンドと一線を画す存在になっているのだろうと思えてならない。