「美しい思い出だけを残して消えたいの」を知る
ふと、Twitterなどで自分のタイムラインを眺めてみると、個性も面白さもみあたらなさにがっかりする。ありのままや、日々徒然など、変哲のない小さな浮き沈みがあるだけだ。
お前さんはいったい何者や、何やったんや?
だからこんな言葉を思い出した。
「美しい思い出だけを残して消えたいの」
なんて、潔く真理を得た言葉なのだろう。
そうなのだ、つまりそういうことなのだ。
意識的に、客観的に過ごさない限り、時間の垂れ流しは変哲のない日常に過ぎない。
その変哲のない日常に見返りを求めるようになってしまって。
もはやタイムラインの馴れ合いには、何の美しさも存在しないのだ。
見返りなど求めず表現をするのだ。